固い、強い、遅い アーダン【FEHユニット評価・紹介】

固い、強い、遅い!

今回は紹介するのは、この三拍子で有名なアーダン

 f:id:hirakantera:20171029195719p:image

ちょうど戦渦の連戦のまっただ中にこの記事を書いており、今もPCの隣で戦渦ハードをアーダンたちがオートで周回している。

スマホゲーの宿命は避けられないと言わんばかりにインフレしていくFEHだが、強くなっていくのはガチャ産キャラだけではない。

戦渦の連戦報酬でもらえる漆黒の騎士、大英雄戦のアルヴィスといい、最近のインフレの波に引き寄せられるように配布キャラも強力なものになっている。

今回の戦渦報酬で手に入るアーダンもご多分に漏れず強力だ。

 

アーダンの特徴はやはりなんといってもその極端なステ配分。

HP 攻撃 速さ 守備 魔防 総合値

60 44 11 41 16 169 スキル有り

60 36 16 41 16 169 スキル無し

武器:勇者の剣+

補助:-

奥義:大盾

A:-

B:追撃リング

C:守備の大紋章2

 

まさに固い、強い、遅いを体現したステータス。

Bスキルに専用スキル【追撃リング】があることといい、まさにアーダンといった能力だ。

 

自立性

魔法相手にはめっぽう弱いが、物理相手にはとことん強く、槍相手でもゴリ押していけるほど強いアーダン。出す相手を間違えさえしなければ一人で全軍を相手取るのも夢じゃない。

そんな頼れる男アーダンだが、重装という兵種の制約上、真価を発揮するには他の味方の移動サポートが欲しくなるところ。特に、アメリアの持っているような【重装の行軍】はぜひともほしい。

ステータスの癖が強いぶん、役割分担をしっかり考えてこそ真価を発揮する印象だ。

手軽さ

戦渦の連戦報酬という時点でいきなり星5で手に入るというメリットがある。覚醒のために羽を使う必要がないのだ。

しかも、デフォルトスキルはどれも悪くない性能なので、ただレベルを上げるだけでも十分働いてくれるだろう。

成長余地

配布キャラの宿命だが、現状十凸できないのでどうしても最終的なステータスではガチャ排出するキャラに劣ることになる。

ただ【追撃リング】は専用スキルな上に、いろいろ悪い事ができそうな気配がする。

絶対的なステータスが支配する闘技場の20階級でなければ悪くはないと思う。

入手難易度

入手難易度は低いとも高いともいえる。

配布キャラであるため、頑張ればだれでも入手できるが、逆に入手のタイミングを逃してしまうとどうあがいても手に入らなくなる。

超英雄ほどではないが、期間限定というワードが後続の召喚士たちの瞳に苦々しくうつるのはいつでも変わらないだろう。

継続してFEHをプレイしている層にとっては確実に手に入る配布キャラはこの上なくありがたい存在である。

役割

当然のように物理壁としても強いのだが【追撃リング】は相手からの追撃を防ぐことはできない。あくまで自分が必ず追撃できるようにするスキルだ。【勇者の剣】も自分から攻撃したときに強い武器である。

このことから、アーダンは他の重装ユニットとは少し立ち位置が異なり、攻めの重装としての活躍が期待できる。

もちろん、重装は移動1マスという圧倒的ハンデを抱えているため、他の味方がサポートをする必要がある。

【重装の行軍】【踊り】【歌う】【空からの先導】【引き戻し】【ぶちかまし】

こういったスキルを駆使して敵陣に突撃して、敵の魔法を先制撃破、後は残った物理ユニットを殲滅という作戦を実行する際、アーダンはこの上なく適任になると思う。

単純な受けキャラとしての性能は他の守備隊形持ち、エタルド持ちの漆黒の騎士、遠反持ちのヘクトルには劣る。それでも守備とHPの高さから、物理相手に限れば彼ら以上に活躍することもできる。オールラウンダーではないが、強い場面ではとことん強いユニットだ。

継承スキル

アーダンのように極端なステと、面白そうな専用スキルを見ると、どうにもいろんな考えがふつふつと湧き上がってくる。ここでは、そんな思いつきを述べておく。

ちょっと面白そうに感じたら試してみてほしい。

Aスキル

【生命の大地】

HPが60と非常に高いため、大抵の相手には発動し、実質守備が47というわけのわからない値になる。

【生命の業火】

耐久よりも火力を上げたいのであればこちら。生命系統のスキルは装備するキャラを選ぶが、アーダンであれば使いこなせる。

【遠距離反撃】

重装にとりあえずつけたくなる遠距離反撃。しかし、赤重装にはデフォルトで遠反付きの武器エタルドを持った漆黒の騎士がいるので、アーダンでやる必要は無い。

さらに勇者の剣は反撃に向いていないこと、守備隊形のない状態では魔法を受けきれないことから、なおさらアーダンでやる意義は薄い。

Bスキル

【追撃リング】

専用スキルである上に性能も高い。他のユニットとの差別化要因にもなる。特に理由がなければ変える必要は特にない。

【守備隊形】

低い速さを攻撃面で補うスキルが追撃リングであれば、守備面で補うのが守備隊形。耐久性能を上げることを目的とするならばリングを外すという考えもある。

Cスキル

Cスキルは味方との相性で選ぶのがよいので、基本的にはパーティ次第といえる。

【守備の大紋章】

大紋章は及ぶ範囲も大きく無難に使いやすい。

【重刃or重盾の鼓舞or紋章】

継承する場合の有力候補。

重装パで使うならばやはり兵種バフのこちら。重装パでないのであれば守備の大紋章のままでよい。

【重装の行軍】

移動+1マスという効果は強いがなにぶん貴重品。このスキルを持っているユニットも当然重装なので、わざわざ継承するよりは一緒にパーティを組む方が良さそう。

【凶慌の奇策】

継承スキルの有力候補その2。

ステ比較系スキルはそもそも発動しなければ意味がないため、アーダンのように特化したステータスのキャラとの相性が良い。選択肢としては十分あり。

武器スキル

【勇者の剣】

追撃リングこみでの四連撃は魅力的。基本的に受けキャラとして強い重装が多い中、攻めが強い重装のアーダンはそれだけで差別化できている。

補助スキル

【入れ替え】【回りこみ】

やはり重装ユニットの補助スキルはこの二つが定番。

奥義スキル

【大盾】

もともと高い受け性能が更に上がる。また、最初から習得可能なスキルなので覚えるのが楽。

【華炎】

守備40代から繰り出される華炎は脅威の一言。不利相手であっても発動さえすれば十分撃墜可能になる。【勇者の剣】【追撃リング】追撃を受けやすい速さ、とカウントを稼ぎやすい要素は十分にそろっている。

【緋炎】

華炎よりも更に低いカウントが良いのならこちらだが、華炎の威力を考えると少しもったいない気もする。ちなみに私は華炎がないのでしかたなく緋炎をつけている。ヘンリーはやくきて……

【疾風迅雷】

専用スキルの【追撃リング】と【勇者の剣】による奥義カウント稼ぎを使ってできそうな悪い事。別名ロマンスキル。上手くアーダンを敵陣に送り込む事さえできれば、自ターンで魔法を全て撃破できるかもしれない。やってみたいとは思うのだがいかんせんスキルが高価なので実行に移せていない。

 

 

アーダンの紹介はだいたいこんなところ。

アーダンの代名詞ともいえる【追撃リング】はなかなか凶悪な効果なので、みんなもぜひ使ってみてほしい。